タバコのヤニは歯の変色原因第一位!


「タバコのヤニ」という言葉はだれもが聞いたことがあるでしょう。
ではヤニって何でしょう?

ご存じかもしれませんが、タバコはタバコの葉から作られているものです。
そのようにして製造されたタバコを吸うときは、当然ながら火をつけますよね、そうなると、タバコの葉に含まれている有機物質が熱で分解されていきます。
このようにして、熱分解されてできるのが、約4000ともいわれる化学物質の結合体、いわゆるタールです。

タールという言葉は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
そうです、イメージ通り、タールは粘質性で有害な黒い物質。
よくタバコを吸っている人の部屋の壁や服などが黄色くなっていますが、これもタールのせいです。
口元のそばにティッシュペーパーを持って行って、タバコの煙を一度吹きかけただけでも、ペーパーが黄色くなるのが分かるほどです。
このタールがいわゆるヤニといわれるものです。

口から吐き出された煙だけでもこのように黄ばむということは、すぐ口元にある歯はどれくらい影響を受けるかは想像しやすいでしょう。
このタールつまりヤニが歯の黄ばみの原因第一位となっているのです。
そして、歯の色の変色だけでなく、口臭やがんの原因にもなっていますから、喫煙の影響はとても大きいでしょう。

歯のクリーニングを考える前に食べ物をチェック!

コーヒー


歯が黄ばむというのは、必ず何かの原因があるもの。
例えば、タバコを吸う人はタバコのヤニによって、目に見えて歯の色が変わってきます。
でも、「わたしはタバコ吸わないから、大丈夫」と安心することはできません。

そもそも、歯の表面はツルツルした感じの白いエナメル質でコーティングされています。
そして、エナメル質は唾液に含まれるペリクルという薄い膜で覆われているので、虫歯にする酸から守られています。
でも、このペリクルが、ステインつまり歯の着色汚れも吸着してしまう傾向があるのです。
つまり、歯の表面は常にステインを引き付ける傾向があるということ。
だからこそ、日々の食べものや飲み物でも歯の色は影響を受けるのです。

歯の着色汚れ、ステインの元になりやすいもので有名な代表選手は、赤ワイン、コーヒー、紅茶などでしょう。
特に、赤ワインや紅茶などのお茶は、体に良い成分、ポリフェノールが含まれていると一時期も話題になりました。

実はこのポリフェノールの一種がステインのもとになりやすいタンニンなのです。
湯呑み茶碗に茶渋がついてなかなか落ちないということがありますが、このような茶渋やワイン渋、柿渋などの渋の成分でもあります。

またポリフェノールの一種のイソフラボン、これも体に良いとされていますが、歯にとっては着色汚れの原因になりえます。
イソフラボンが多く含まれているのは豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品です。
「豆腐は白い食べ物なのに・・」と思っても、ステインの元になる食べ物は見た目の色では判断できないということを覚えておくといいかもしれません。

逆に色が鮮やかで分かりやすいのが、ブルーベリーやブドウ、プルーンなど濃い赤紫色の食べ物です。
目にいい成分としてアントシアニンがあげられていますが、これも歯にとっては着色汚れの原因となるものです。

よく食卓にのぼる野菜として玉ねぎやネギ、にんにくがあるかもしれません。
独特の風味があって、料理の味を深める素材たちですが、その中に含まれているイオウ成分がおいしさの元であるのと同時に、ステインの元ともなるようです。

みんなが大好きなチョコレート、これもカカオマスポリフェノールという成分が含まれていて歯の着色汚れの原因になります。

ここまであげると、歯の着色汚れの原因になる食べ物や飲み物が多いので驚くかもしれません。
でも、歯のステインの元になりやすい食べ物の種類を知っておくと、どのように食べたら、汚れが歯につきにくいかを考えて対策をたてることができるのでお勧めです。